2012年5月4日金曜日

X Games Asia & India。



4月30日に上海で開催された"X Games Asia"Inline VERT競技は、安床ブラザーズの1・2フィニッシュ(1位タケシ・2位エイト)という成績で終わることができました。そして3位には"team GOOD SKATES"より参戦した相原裕介(あいはらゆうすけ)が入賞し、日本人が表彰台を独占いたしました!

スケジュールの都合上、現地ではあまり調整時間が取れない状況の中、どれほど自分の理想とする試合展開に流れを運べるかが勝負所となりました。少々不安もありましたが、これまでの修羅場に比べてしまえば大したことではありません。コンディションにも問題がなく、無事に試合の流れをコントロールすることができました。試合ではこれまであまり見せることのなかった滑りも披露することができ、1つのショーとしても良い内容に仕上がっているのではないかと思います。試合の模様は日本でもテレビ放送されるのでお楽しみに!

今回もたくさんの方々から応援していただきましたが、やはり中でも日本からサプライズで駆けつけて頂きましたスクールの生徒さんや"g"スケートパークのお客さんからは大きな安心と元気をいただきました。気合いの入った応援に応えることができて我々も一安心です。いつも本当にありがとうございます。深謝…!


実は"X Games Asia"に関しては今年で幕を閉じます…。
しかし、これでイベントが無くなるわけではありません。反対に、私個人的には"X Games Asia"が終わることによってアジアを中心にアクションスポーツの活動がさらに活発になることを期待しています。もちろん僕もその動きを作る為に活動をしていくつもりです。

ついでに少しだけ僕の考えをここに書きますと、今後AILの歴史はアジアを中心に築き直す必要があります。きっと僕の経験や地位・肩書きはその為のものであり、僕だけが抱えるものではありません。アジアの日本から"世界チャンピオン"が生まれた奇跡はこうした歴史を作る為のものであったと考えれば僕自身納得できます。そう考えることによって僕がこれからやるべき仕事が見えてくるのです。僕にとっては生き甲斐を感じる大きな課題です。ここ数年僕が行った海外遠征は全てその為のものでもあります。…まぁ、この話はまた時間のある時にでもゆっくりとさせて下さい。。


さて、僕は昨夜インド・デリー(Delhi, India)に移動してきました。
この連日の移動は思いのほか体力を消費することだったようで、さすがに身体が重たく感じています。しかし、さっそく今日から今週のイベントの打ち合わせ、取材、スケートクリニックなどでバタバタとしております…。

それでもインドへ再入国ができた時点で気持ちは一安心。
フライトの手配やビザの取得などはいつも僕がタケシの分も含めて用意をしていますが、毎回何か1つでも手違いがあると仕事に支障をきたすことになります…、それは最悪の場合「安床エイトがいない」「契約違反だ」ということになってしまうので責任重大という訳です。今回の遠征では関西を出発する際にタケシがパスポートを忘れてインド入りが遅れた以外は(苦笑)どの移動も順調に進んでくれているので助かっています。

これから約4週間インドでの遠征が続きます。
全て良いショーに仕上げる、という挑戦に入りました。全ての「経験」を今後に活かす為には、まず、内容のある実戦を1つ1つ積み上げていくしかありません。つまり無駄にすることはないということ。怪我なく終わることができるよう、最後まで集中していきたいと思います。

どうぞ応援宜しくお願いいたします!

0 件のコメント:

コメントを投稿