2010年10月1日金曜日
緊張と観光と野茂投手。
本日の学校は、"Collinwood High School"。
晴天の為、ハーフパイプショーができました。暖かい日だったので滑っていて気持ち良かった。
学校の雰囲気は…昨日の学校と同様パトカーがウロウロしてました。ウォーミングアップ中に学校関係者が「数日前にこの近所で発砲事件があったんだけど、飛んでたら的にされるんじゃないか?ハッハッハッ!」って、全然面白くない(汗)。。
それでもデモが始まると生徒達はアクションスポーツに夢中になっていました。「反応」というのはやっぱり学校によって大きく変わるものだけれど、今日の学校でも"無事"に盛り上がりました。個人的には"California Roll 1080"を一度失敗し…このままでは終われない!と二度目に成功させたところが本日最も緊張した瞬間でありました(冷汗)。
さてさて。
僕は明日のデモが終わったらそのまま空港へ向かい"ロサンゼルス"へと移動です。国内移動とはいえこの国は大きい。乗り換える際の待ち時間なども入れてしまうと結局7時間程かかってしまう。ロサンゼルス空港から"WoodWard West"まではさらに車で3時間近く移動するから…、長い一日になる。
ということで、クリーブランドを自由に歩き回れるのも今日が最後だった。正直、この街に到着した瞬間から「暗い街だな」と思っている。レンガ造りの建物がそうさせるのか、人々がそうなのか、僕らがダウンタウンにいるからか…。明るいものといえばプロ野球チームの"Indians(インディアンズ)"の存在と、ホテルからも見える距離にある彼らのホームスタジアム"プログレッシブ・フィールド"くらいに感じた。その影響でホテルの近くにはスポーツバーが多い。それでも、カメラを持ってぶらぶらするとなかなか味があって面白い街になる。
せっかく"プログレッシブ・フィールド"も目の前にあるので時間を作ってゲームを観に行きたいな、などと思っていたら、たまたまホテルのスタッフから無料で観戦チケットをいただけることに(喜)。結局、今回の滞在中に2度もゲームを観てきました。勉強、勉強。
実はベースボールには特別な思い入れがあるのですよ。
我々"安床ブラザーズ"が世界大会に参戦するようになった95年、あの"野茂英雄投手"がロサンゼルス・ドジャースと契約を結んだ。野茂投手の活躍を僕が改めて書く必要はないかと思いますが、とにかく「ジャパニーズ・野茂英雄」はアメリカでスーパーヒーロとなりました。一方、我々は日本での練習を頑張ってもなかなか大会で全力が披露できないという伸び悩みの時期があり、『我々アジア人がこのアクションスポーツの世界でトップに立つことなんて不可能なのでは?』などという迷いが生まれ始める…。そんな時、父に連れられて観に行った"野茂投手"の出場するドジャース戦で全てが変わる。ベースボールという舞台で当然のように活躍するジャパニーズ!あの"野茂投手"の活躍・姿勢・トルネード投法が我々に衝撃的な勇気をくれました。本当にかっこ良かった!
「トルネード投法」をヒントに「California Roll 1080」が生まれたのかどうかはまた別のお話…(笑)。だけど、どんな世界・舞台ででも自分らしさを武器に芯を持って努力し続ければ誰もが強くなれるのかもしれない。芯さえ持ち続ければ「無駄」なんてこともなくなる。あの時に我々を励ましてくれた"野茂投手"には今でも感謝しているのです。
ということで、明日も自分らしく頑張らねば!
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