2010年9月30日木曜日
セットアップ。
普段、我々"出演者"は組み立てクルーよりも3時間遅れて学校へ行く。
我々が学校に到着する前には必ずハーフパイプは組み上がっている状態でスタンバイされていて、我々は滑る用意をしてウォーミングアップを開始する。ショーが終わったら少しだけ解体作業を手伝うも(バスケで遊んでいるだけの奴もいるが…笑)組み立てクルーよりも先にホテルに帰ってしまう。
その為、ハーフパイプの組み立て作業を見ることはない。
もちろん作りを見ればある程度の想像はできるが…、作業の過程がとても興味深かった。そこで今朝は実際に組み立て作業に参加してみたいと思い、組み立てクルーの集合時間に合わせてホテルのロビーに行った。もちろん「エイト、何してんの?」ってことになるのだけれど、参加したいことを伝えると喜んでくれた。
今朝の行動は他の出演メンバーからも不思議がられたが…楽しかった。やっぱり作業を通じて勉強になることは多かった。大胆な作業の中に滑る側のことを考えた気遣いもたくさんあって驚いた。「トラックハーフパイプ」だけ見ても、やっぱりアメリカ人の発想は大胆で面白い!
さて、本日の学校は"East Tech High"です。
晴天に恵まれハーフパイプショーができた。悪天候の為"インドアショー"が2日続き、今週からの新メンバーでハーフパイプを滑るのは今日が初めてとなった。
メンバーチェンジがあった時に必ず我々が最初にやることは、ショーで滑る順番を決めること。それぞれの練習(調整)を見ながら自分が何番目に滑るべきかを決めていきます。今週も私が最後に…この番号をいただくからにはそれなりの責任感を持って滑らせていただいております(笑)。
しかしながら今日の学校は荒れてた…(苦笑)。
あらかじめトラブルの絶えない地域だとは聞いていたが、実際にも常に学校のまわりをパトカーがウロウロと巡回していた。そして、とうとうデモの途中に子供同士のケンカが始まり警察官が子供を追いかけ回す始末。我々も飽きれてしまった。。
デモの後はパトカーの前で今週のメンバー&チームマネージャーとで記念写真。結局はこういうふざけた経験の方が皆の思い出となって良い(喜)。
2010年9月29日水曜日
それでも明日は晴れておくれ。
本日の学校は、"Lincoln West High"。
そして今日も雨…。そろそろイライラしてくる。僕にできることはジャンプ台の解体を手伝うことと、ホテルのフィットネスセンターでハムスターのように走り汗を流すことくらい。。
今日もBMXの3名が頑張って生徒たちを盛り上げてくれました。特に"Austin Coleman"(BMX)のジャンプには大きな歓声があがる(!)。もともと"Austin"はハーフパイプよりもジャンプ台などを得意とする選手で、あの小さな飛び難いジャンプ台で「フロントフリップ」を披露してくれた時には思わず僕も声が出た…!(拍手)
明日は晴れるらしい。
滑れるときは思いっきり滑っておかねば。。
それでも、今日は充実した一日となった。
夕食にはスタッフ数名と"ジャパニーズレストラン"へ行き…と言っても「SUSHI ROCK」というお店で日本人が経営するようなレストランではない。店内はレストランバーになっており、ロックが流れている。アメリカではこのようなスタイルの寿司レストランは多い。もはや"SUSHI"という名のアメリカンフードである。それでも久しぶりに持つ"箸"に安心したり、味噌汁に嬉しくなった。
その後、組み立てクルーの一人が誕生日だということで皆でバーに移動して祝った。
信頼できる良い仲間達と一緒に行動することで一人では決してないであろう良い経験もたくさんできてます。
2010年9月28日火曜日
クリーブランド、スタート。
本日の学校は、"John May Campus High"。
しかし、朝から雨…。
組み立てクルーからは「今日はインサイドデモ」と連絡が入った。残念。。
そして、メンバーチェンジもあり、今週から"Jay Eggleston"(BMX)と"Austin Coleman"(BMX)が加わりました。"Jay"とは昔から大会会場で会ったり他のデモで一緒になったことがあるので久しぶりの再会ということになる。"Austin"に関しては「はじめまして」ということになるのだけれど、先日の「ASA Triples」に出場していた選手の一人である。ライディングも私生活もとてもパワフルな人間です。
毎週のようにメンバーチェンジがあるので、その都度パフォーマンスの内容も変わってくる。今週はかなり刺激的な一週間になるような気がしています。
さ〜て。新しい街、クリーブランド。
レンガの建物が多く、カメラを持ってぶらぶらしております。なかなか雰囲気のある街。ここでの一週間はどんなものになるのか…。
BMX "ASA TRIPLES"。
2日前の移動日。
途中、"Fort Wayne,IN"にて開催された"ASA Triples"というBMXのコンテストを観てきました。
今回のスクールツアーのMCを務める"Jimmy Coleman"は「X Games」や「Dew Tour」などでもメインMCを務めており、今やアクションスポーツ界の"声"として最も重要な人物。当然この"ASA Triples"シリーズに関してもMCを務めており、僕も大会を見物させてもらいました。
このイベントは"トリプルス"という名の通り、3つのジャンプ台(2ジャンプ台+1クォーターパイプ)で技を競うもの。トーナメント戦となっており、ショーとしてもわかりやすくて面白いイベント。勉強になりました。
ASA TRIPLES 公式サイトはこちら。
2010年9月25日土曜日
シカゴ、最終日。
今日は雨は降っていないものの雲に覆われて暗い朝だった。風も強い(!)。ホテルを出る前にマネージャーから"インサイドデモ"に切り替えて行うことが伝えられた。了解、ということは僕はオフだ。
そして、本日の学校は"Glenbard West High"。
正直、悪天候のせいで"ハーフパイプデモ"が観れない生徒たちを気の毒に思う…。それはもう内容も盛り上がり方も大きく違ってくる。
それでも二人のBMXライダーが頑張って盛り上げてくれました。プロの仕事に拍手!
さてさて。
これでシカゴでのデモが終了ということになります。
そして僕は無事に2週目を滑り終えることができました。よーし、あと8週!…オ、オゥ(汗)。。
まぁそれでも、すっかりこの生活に慣れてプロスケーターとしてはとても居心地の良い日々が送れています。スタッフともとても良い関係で過ごせているし。家族のいない寂しささえ省けば…、自分に相応しい居場所であるとさえ感じられる。
明日は移動日。
スタッフはCleveland,OH(クリーブランド)へ移動します。メンバーチェンジもある。また新たな1週間が始まる。その後、僕は撮影の為にロサンゼルスに飛ぶので、個人的には忙しい週になることを覚悟しています。
2010年9月24日金曜日
背筋の凍った瞬間…(動画修正済)。
本日の学校は、"JOHN HERSEY HIGH"。
今日のハーフパイプのセッティングはイマイチだった…。
一方が離れやすく、もう一方は近づいた。水平ではないのだ。しかし、左右アールの違いがあるのは決して珍しいことではない、完璧なハーフパイプに出会うことの方が珍しい。見ているだけではわかりにくいけれど、我々はその時その時ハーフパイプの"癖"を把握して調整しながら滑っているのです。今日は左右の違いが特にひどかった。
もちろん僕も滑る時には注意をした。
それでも、エアーで高さを狙って踏み込んだ瞬間…完全に離れた(!)それを理解するまでに少し時間がかかったのがまずかった…自分の危機をカラダが察した時はいつもスローになる、脳が集中したからだ。何度も経験してきた。できれば見たくない景色。一瞬にして背筋が凍った(冷汗)。顔を強打して病院で寝る自分の姿を想像して……。
完全にウィールに助けられた…。
ハーフパイプの真ん中ラインを超えて足が着地しています…普段履いている固めのウィールなら間違いなく一瞬でスリップして大怪我をしていた(冷汗)。ウィールの選択が正しかった。奇跡的に横に受け身をとりにいけたのも命拾いした原因です。とにかく助かったことに心から感謝…!
以後、気をつけます。。
ハーフパイプのコンディションと強風とでとても滑り難い状況でしたが、デモはちゃんと最後まで盛り上がりました!
2010年9月23日木曜日
息子の成長。
7ヶ月になった息子・興人がすくすくと成長し続けています。
10日間程留守にするとハイハイに似た動きで目標に向かって移動できるようになってしまいました。お座りも上手にバランスをとって、もう"くしゃみ"をしても転びません。どうしましょう?
あっちにゴロゴロ、こっちゴロゴロ。
寝返りとハイハイでビデオチャット中も一切止まることなく"ロボット"の様に動き続けており、もう誰も彼を止められません…止まるのは眠る時だけ。まぁ、元気でなによりです。
ホンマ、やんちゃそうな顔になってきた。(笑)
時々、興人を抱っこしてる夢から目が覚めて、どこだここ?と思う。
それから、今よりもずいぶん大きく成長した興人を抱っこしてる夢も見ました。もう興人かどうかわからないくらい大きくなってる子を抱っこしてたけど…、帰ったら実際にそうなるのかもしれない。その時にパパのことを忘れられてることだけが恐ろしい。。
要・メンテナンス。
本日の学校は、"Plainfield North High"。
今日のデモは良かった。盛り上がった。
非常に良い仕事ができたと思う。良い疲れが残ってます。
プロスケートボーダーの"Anthony Furlong"は無事に昨夜スケートボードがホテルに届き、今日からデモに参加することができた。スケートボードはすぐに転倒してしまうイメージあったが、彼の安定したスケーティングは素晴らしい。"Anthony"と僕のダブルスも盛り上がった。
しかし、1日でウィール(タイヤ)が2つも破損した…!
前にも書いたように、スクールツアーに使用しているハーフパイプは滑走面が鉄板の為、"横滑り"する危険性が高い…。なので、今回はわざと柔らかいウィールを履いてグリップを高めている。柔らかい分"片減り"することは想定済みであったが、そのグリップによって生まれる「熱」でウィールのゴムとコアが外れてダメになることは想像してなかった…。
正直、この時点で2つを失うのは想定外のペース。
大袈裟ではなく"ベアリング"は火傷するくらいに熱くなっていた(!)。こんなこと今までにない。それだけ僕はこのウィールに守られていたことになる。とはいえ、スペアはあと5つしかない…。ウィールの位置をこまめに変えることで長持ちさせようとは思うが、最悪の場合は日本から送ってもらうことも考えないといけない。。
破損の1つは、今朝スケートを履いた途端に気付いたのでポジションを変えて誤摩化した。もう1つはデモで滑走中に左足が暴走を起こした(汗)事故にならずに済んだのは常にスリップに気をつけていて敏感になっていたおかげかもしれない。良かった。しかし、こういったアクシデントも全て誰かに計算されているような気がする…。大きいトラブルに備えて気をつけるよ〜に!と言われているような気がする。
2010年9月22日水曜日
アクシデント。
本日の学校は、"Hinsdale Central High"。
今日は天候の都合により"ハーフパイプショー"を中止し、体育館で行う"BOXジャンプ"に切り替えてデモを行いました。つまり、今日はインラインスケート(僕)とスケートボード(Anthony)は出番なし…。ちなみに、Anthonyに関しては航空会社のミスで受け取れなかった荷物が今朝もまだホテルに届いておらず、スケートボードがない状態が続いております…。この場に自分の武器がないって辛いこと。。
今日はBMXが3名(内一人は"フラットランド")で頑張ってくれたが、1回目のデモの途中、"Jimmy Walker"が転倒…!右足を捻挫する怪我に。本人曰く、足の甲が折れ曲がったらしい…。今は歩くことも辛そうです。。
当たり前のことだけれど、いつ誰が怪我をするかわからない状況が毎日続いています。明日には僕が動けなくなっているかもしれない。"Jimmy"も決して油断したわけではなく、ただ慣れないBOXジャンプでデモを盛り上げようとしただけ。怪我はいつも誰のせいでもない、アクシデントなのである。皆気をつけてはいるが、起こる時には起こってしまうものである。。
写真はフラットランドの"Trevor Meyer "。
X Gamesで3度優勝経験を持つ実力者でありながら、普段はとても温和な人柄である。彼もまたデモではハーフパイプのボトムという限られたスペースと滑りやすい床で演技をするため、残念ながら100%の実力を発揮できていません…。もし彼の本当の実力が見たいなら、ホテルの駐車場で行っている練習をこっそり観に行くしかない(笑)。
2010年9月21日火曜日
新メンバー合流。
本日の学校は、"Plainfield Central High"。
メンバーチェンジがあり"Jay Stevason"(SK8)と"Tom Haugen"(BMX)が抜けて新たに"Anthony Furlong"(SK8)、"Jimmy Walker"(BMX)が加わった。今週はこのメンバーで学校をまわる。
"Anthony Furlong"には先日の韓国での大会でも会ってる。
彼も積極的に世界各国移動して試合やデモに参加しているスケーターであり、今回のようなデモでは頼りになる仲間である。…ところが、昨日、飛行機で移動した際に預けた荷物が届かず…現在はスケートボードがない状態(!)おかげで今日のデモは4人でとても大変だった(汗)。。
"Jimmy Walker"とは付き合いは長い。
長い間一緒にデモツアーに参加したこともあり、こうしてまた一緒にデモに出演できることが嬉しい。
今週は1日2回のデモを行うスケジュールになっています。
1回のデモは45分間もあり、デモとデモの間の休憩は5分間というタイトなスケジュール。やってみるとこれが結構キツイ…しかも、今日は出演者が4人だけだったし(汗)。。
まぁ、それでも動いて汗を流せたことが嬉しかった。
やっぱり1回よりも2回の方が張り合いが持てるし、僕は疲れているくらいが丁度良いらしい。
もちろん、1回目が終わったら生徒を入れ替えて2回目のデモが行われます。今日の学校も生徒は多く、約1000人×2デモ=2000人の生徒達がいたことになる。毎日2000〜3000人の生徒たちの前でパフォーマンスできてるのか。。
日本でもできないものかね、"High School Tour"!
2010年9月20日月曜日
オフの過ごし方。
今日は丸1日オフ。
"オフ"になると時間の使い方がわからない。
ホテルのまわりには本当に何もない…。暇過ぎて逆にそわそわするのは僕だけではないので、スタッフと共に目的もなく"アウトレットモール"へ行ってきた。
靴、服、電化製品…。
特に欲しいものもないまま、ただ3時間程散歩をしてホテルに帰った。今日は特に時間があったからか国へ帰りたい気持ちが強い…。先週から部屋を共にする相方の"癖"が今日はやけに気になる…(苦笑)。オフをどうやって過ごせばいいのか。。
それでも夕方には今日までソルトレイクシティで開催されていた"Dew Tour"の生放送を観て刺激された。
明日からは1日2回のデモが待ってる。
これでようやく少しは張り合いのある日々が送れそうです。。
2010年9月19日日曜日
シカゴ到着。
2010年9月18日土曜日
スピード違反。
今日はマイッタ…(笑)。
おかげで刺激的なデモになりました。
まず、MCの運転で学校へ向かう途中にスピード違反で捕まった。
日本でも同じようにドライバーの免許書とレンタカーである車の書類を警察に渡す…。すると、レンタカーの借り主とドライバーの名前が一致しないことが判明。…そりゃそうだ、車の借り主は昨日から"Dew Tour"でのMCの仕事で"Salt Lake City(ソルトレイクシティ)"に行っておりここにはいないのだから。そのことが(当然)問題となり、車を走らせることはできなくなってしまった。。
警察がレッカー車を手配したのでレッカー車が来るのを待つ。
その間、先に学校にいるマネージャーに連絡を取り、我々の状況を説明した後、迎えに来てくれることになった。
ちなみに、こちらには既に時間がなかった…!
実は違法速度を出しまで走っていたのはデモの時間に遅刻しそうだったからである…。この車に乗っていたのは、ドライバーのMCと僕を入れた3名の出演者。他の2名は既に学校に到着していたが、それではデモにならない。決して余裕はなかった。
そこで警察に、我々がハイスクールのデモに行く途中であること、もうデモの時間が迫っていることなどを説明した。すると、さすがアメリカ(!)
『事情は理解した。だけどダメなものはダメだ!』
ということで、到着したレッカー車に車が積まれた。そりゃそうだ、どの国も同じ、ダメなものはダメだ!(笑)
しかし、ハイウェイ上ではマネージャーの迎えを待てないので、とりあえずハイウェイを降りることに。その際、パトカーに乗れるチャンスがあったのだが、レッカー車に乗せられてしまった。残念!
デモを開始の時間に我々は路上でマネージャーを待っていた(笑)。
ということで、1時間以上も遅れて学校に到着…。本日の学校は"Monticello High School"。
誰もいないハーフパイプをたくさんの生徒達が囲んでいた。
大急ぎで支度をして、デモ開始!ウォーミングアップも不十分のまま、デモは問題なく盛り上がりました。怪我もなく、とりあえず一安心…、こういうパターンが一番危険ですから。だけど、良い滑りではなかったなぁ…。。
明日は移動日。
ここからシカゴまで車で8時間を予定しています。
2010年9月17日金曜日
追加任務。
明日のデモでとりあえず1セット(1週間)が終わる。
週末はスタッフ一同移動日となります。次はイリノイ州のシカゴへ!
ところで。1つ追加の用事ができた。
10月のはじめに"WoodWard West"(カリフォルニア州)でとある撮影が行われることになっており、僕も正式に参加することが決まりました。スクールツアー中なので一度は断ることも考えましたが、プロジェクト自体はとても大きなものなので他のスケーターに任せてる場合ではない(!)ということでツアースタッフにもご協力いただく形で可能となりました。
それに、今回のツアーで僕がもともとアメリカにいること、さらには撮影日がたまたま週末になっていたことなどが最終的に僕を決意させました。10月1日(金)〜3日(日)にカリフォルニア州・ロサンゼルス追加!
移動は自費になるし…、長距離移動の為にスケジュールもパンパンになる…。だけど、何ともいえない不思議なチカラが働いてるように感じてならない。イギリスの制作会社からお声がかかったことも単純に嬉しいではないか。
しかしあるね、不思議なチカラというか…、タイミングと言いますか…。
きっと、無意識のところで自分が望んでいるということでしょうなぁ。。
エイトコール。
本日は"Park Senior High"という学校へ。
朝からとても寒く…、いつ雨が降りはじめてもおかしくない程の重た〜い雲に覆われた空…(冷)。しかし、そんな天候もおかまいなしに今日のデモは多いに盛り上がった!
他のメンバーが認める程に今日はわたくしの日でした(喜)。
僕は今回のデモのように"スケートボード"や"BMX"と共にデモをする際には"インラインスケート"をアピールするという任務のもと滑っております。そして今日は学生達から「EITO! EITO! EITO! EITO!」とエイトコールが起こる展開に!オリジナルトリック"California Roll 1080"でキレイにデモを締めることもでき、大勝利でございます(喜)。
いや、ホントに気持ちいいデモだった。
無事に目的が達成された日になり、感謝!
現在、アメリカでは"スケートボード"や"BMX"が盛り上がりをみせており、インラインスケートは元気を失っているのが現状です…。パワフルなアメリカ人インラインスケーターがいないのだから、当然の結果と言えます。そんな流れを少しでも阻止しなければ…、というのが今回我が子の成長を犠牲にしてまで(涙)長いツアーに参加することを決めた理由です。一番可能性を持ったパワフルな高校生達にインラインスケートをアピールできる最高の機会を無駄にせずに最後まで滑りきってみせるぞ。。
それに、今回の旅には強い相方もいてる。
ハーフパイプスクールの生徒さんからプレゼントされた縫いぐるみ、"オキトベアー"。
これで寂しくない。
…ってこれでも寂しいわ!(涙)
興人は日々順調に成長を続けているようです。
2010年9月16日木曜日
御役御免。
本日の学校は、"Harding High"。
そして天気予報通りに昼から大雨が降り始めた…。風も強く。近くに雷が落ちてテレビの画面が映らない。
もちろん、残念ながらハーフパイプデモはできません…!
こんな日の為にトラックハーフパイプの荷台には小さな"ファンボックス(ジャンプ台)"が積まれており、体育館でのデモに切り替えます。そして、体育館の床の問題や"ファンボックス"の形状の問題などでBMXだけのデモになってしまいます…。つまり、インラインスケートとスケートボードは雨が降ると自動的にお休みということになる。天候のことだから誰も悪くないのだけれど、観ているだけとなるとどうにも申し訳なくなった…。御役御免!
今回ハーフパイプは披露できなかったけれど、出来ることで頑張ろうというBMXライダー達の姿勢が良かった。2000人以上の生徒が体育館に集まり、デモは多いに盛り上がりをみせました。
現在(9:14PM)も降り続く強い雨…。
明日は止んでおくれ。こっちは滑らなきゃカラダが鈍ってしまうよ。。
2010年9月15日水曜日
通り雨。
ここは神戸に比べると寒い。
今日も18℃前後と肌寒い…。風邪には気をつけないと。。
本日の学校は、"Humboldt High"。
我々がウォーミングアップを済ませ、生徒も集まり、ではいざ開始!という時に雨が降りはじめた…。幸い軽い通り雨程度で止み、全員でハーフパイプを拭き、乾いてからのスタートとなった。雨が降っては戦は出来ぬのだ。
ちなみに。
このハーフパイプは滑走面は鉄板で作られており、我々の間では横滑りしやすく危険なハーフパイプとして有名で、実際に僕も横滑りが原因で怪我をしたことがある…!トリックをして着地した瞬間、足が横滑りし、予想外の出来事に受け身も間に合わぬまま顔面から転倒…鼻と歯を折って血だらけになった思い出である。
ただでさえ横滑りしやすいハーフパイプが少しでも濡れると滑れたものじゃない。だから、雨が止んだ瞬間から我々は必死でハーフパイプを拭きはじめた(笑)。こればかりはスタッフ任せにできない。自分達の身は自分達で守らねば…!
僕は今回、あの怪我を活かして比較的柔らかい"Devise - 57mm"のウィール(タイヤ)に履き替えてこのツアーに参加しておりますので、ご安心を!このウィールはグリップ力が非常に高く、このハーフパイプを滑るのに適していると思います。…信じてますから。……お願いしますよ!(祈)
とにかく、今日も無事にデモを終えることができた。
現在のメンバーは全員がデモに慣れているベテランばかりで、チームワークは始めから良い。だから週によってメンバーは変わっていくがあまり気にならない。BMXに"Dustin Griess"と"Tom Haugen"、スケートボードに"Jay Stevason"、BMXフラットランドに"Trevor Meyer"、そしてインライン"Eito Yasutoko"というメンバーでここミネアポリスを回っています。
それぞれの役割があり、僕はラストを任された。
デモを締めなければならない立場なので良いモチベーションを保ちながら続けていけそうです。
2010年9月14日火曜日
Minneapolis, MN。
昨夜0時頃、ミネアポリス(ミネソタ州)に到着しました。
神戸から長距離移動にヘトヘトになりながらも、大きなトラブルのないまま、倒れ込むようにベッドに入った。
関空からサンフランシスコ、サンフランシスコからシカゴ、シカゴからミネアポリス、と家を出発してからホテル到着まで"24時間"かかったことになる。ここまでの移動は久しぶり。
そして、今朝は8時に起床。
朝食を済ませ、今回の一緒にデモをするメンバーとスタッフと初顔合わせ。そのまま車で本日の会場となる学校(Mound Westonka High)へ移動し、デモ初日。
今回の"ハイスクールデモツアー"で使用する「トラックハーフパイプ」は11ft(3.3m)の小さなもの。このハーフパイプがなんともアメリカらしくて僕は好きだ。
他のメンバーは既にデンバー(コロラド州)でデモを済ませているので、このハーフパイプにもすっかり慣れている様子だが僕は調整からのスタート。とりあえず、移動でバキバキになったカラダを伸ばすつもりで滑ることを楽しんだ。
デモが始まるとあっという間にハーフパイプは学生に囲まれ、大いに盛り上がる。
"X Games"などの影響でアメリカではアクションスポーツはすっかり定番なスポーツになり大人気である。デモの後、インラインスケーターだという生徒に『ヤストコブラザーズがなんで居るの!?』とすごく驚かれ「呼ばれたから来たんだよ」と答えた(笑)。こんなに遠く離れた場所にも居場所がある我々"安床ブラザーズ"は幸せだと思う。
以前このデモツアーに参加していたのが…もう7〜6年も前のことになるのか(!)。懐かしい感じと、この環境の中で必死に頑張っていた19歳の自分を思い出す。あの頃に比べるとえらく余裕が出てきたもんだ。。
とにかく。
今日からスクールツアーは始まったので気をつけながら頑張ろうと思います。
全て無事にまわり終わりたい。
2010年9月12日日曜日
2010年9月10日金曜日
ドタドタ、バタバタ。
2010年9月8日水曜日
ムニエルじゃないよ、カルビだよ。
2010年9月7日火曜日
初・メリーゴーランド。
2010年9月6日月曜日
2010年9月5日日曜日
成績発表。
決勝戦の前に。
2010年9月2日木曜日
韓国・チュンチョン、到着。
2010年9月1日水曜日
海外遠征。
先日の「ハーフパイプショー」がステップ1。
無事に終了することができたので一安心。。
そして、明日から韓国遠征に行ってきます。
今回は"ChunCheon 2010 World Leisure Cup International Action Sports B3 Championship"という大会です(…タイトル長い!)。
台風の影響で飛行機は飛ぶのか?大会は予定通り開催できるのか?など、色々と心配材料はあるようだけれど、なるようにしかならない。それよりも、僕は無事に滑りきって次の米国遠征に予定通り出発しなければいけない。
ここ最近、息子・興人(おきと)がぐんぐんと成長した。
身長や体重だけでなく、動作や性格がしっかりとしてきた。歩行器で自由に動き回り、狙った獲物に食らいつく…!
遠征に行くのが辛い。。
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