2012年2月27日月曜日
ベルリン、5週目。
ベルリンに来て5週間が経ち、行きつけのお店も出来てそれなりにお店の人とも馴染んでおります。
これまでの海外遠征ではあっちこっち移動を続けて転々とすることが多く、今回のように5週間もの間同じ土地や同じホテルに滞在し続けることは珍しいことです。その為、今ではここでの生活にも全く違和感がありません…。それはベルリンという街が安全で居心地の良い土地であるから落ち着いてしまうのだと思います。
だから尚更、息子・興人(おきと)の成長による変化が目立ちます。喋れる単語も増えて会話ができるようになっていたり、自由にiPhoneでパズルゲームで遊んだり…。少し離れるともう彼のスピードについて行けない自分がおります。。
我ながら奇妙な生活をしている自覚はあります(笑)、…と同時にこれが自分の仕事であり人生であることも。だから文句はありません。むしろ面白い人生に感謝しています。今の内に色々経験しておいて1つでも多く自慢話を子供に聞かせることが目標です。
ところで、僕も親として世界中を遠征してみると普段"g"スケートパークで見る以上に様々な子育てを目にすることが出来ます。これもこの職業の特権の1つと思い、機会があるごとに親御さんとお話させていただきますが、やはり勉強になることばかりです。是非とも真似をしてみようと思うことや、僕はそういう教育はしたくないと思うことまで、内容は様々ですがどちらにしても非常に勉強になります。
子供と離ればなれで妻に任せっきりの僕ですが…、それでも僕なりの子育てに対しての決意があります。それは、子供が成長し自立を目指す頃には何か1つでも正々堂々と人と向き合い、胸を張って社会の中で立っていられる「自信」を付けておいてあげようと思うことです。これはその子によって「勉強」かもしれませんし「絵」や「インラインスケート」「語学」かもしれません。僕の息子に関しては今はまだわかりませんが、全てのことに共通して言えることは"土台は大切"だということです。そのことを伝えることが僕の父としての役割であると信じます。それを教えることに子供の年齢や方法は決まっていません。僕は息子と一緒に楽しみながらお互いに成長していければ幸せです。
そんなことを考えながら遠征をしています。
だから、色々なものを見て、興味のある人の話を聞いて勉強しています。
今日は朝からとても天気が良かったので今回のプロジェクトスタッフのご家族に誘われるがままにブランチへ行き、そのまま散歩をしてきました。贅沢なお休みでございました。また好きな場所が増えました。感謝。。
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