2011年7月8日金曜日
写真で見る、GTK Tour 1。
昨日、長旅の末にZurich(チューリッヒ)にある"Toto Ghali"(トト・ガリーさん)のお宅に帰ってきました。つまり旅のスタート地点に無事に戻れたわけで、自分の家でもないのに一安心して14日振りに"ベッド"で眠らせていただいた。
そして先程目が覚めて、トトさんの家にはネット環境も整っているから必要なEメールの用事を済ませた後、さてブログを書いておこうかと旅を振り返ってみるとここ数日間に起きた出来事がどんどん浮かんできて切りがなくなってしまった…(苦笑)。笑ってしまうようなものから一歩間違っていたらどうなっていたのかと思うような危険なことまで…。もう数ヶ月も前のことのように感じてしまう。。
とにかく。
僕にとってのこの度は最初から驚きの連続であった。正直、最初の2、3日は外での生活や団体での行動にマイッタ…、どんな旅でも受け入れる覚悟で来たけれど、どれもが僕の想像を超えていたからである。だけどこれは最高の土産話になる、きっと将来息子に話せるような旅になると思った時からどの出来事も楽しくなった。そしてその時からメンバーを仲間と見れた。
今となってはあの素晴らしい仲間達とわかり合う最高の機会をいただいたことに感謝しています。そして、どんな相手も受け入れて心から優しくできる彼らを尊敬しています。
さて、旅はトトさんの家から始まります。
8人乗りのバンでの長旅。まず向かうのはフランスのMarseille(マルセイユ)。ヨーロッパのスケーターにとっては歴史のあるBOWL(ボール)があるという。チューリッヒからマルセイユまでは約717キロ。"チューリッヒ中央駅"で合流したメンバーと共に向かいます。
最初の夜はマルセイユに住んでいるトトさんの友人"アリー"さん宅に泊まるとのこと。そのアリーさんもやはりインラインスケート仲間である。7時間を超えるドライブの後、アリーさん宅に到着して驚いたのは庭の広さとアリーさんが「どこでも寝て良いよ」と庭を指差したこと。あ、それと「あと、トイレもご自由に」と庭を指差したまま親切に教えてくれたこと。僕はここでトトさん宅を出発する前に渡されていた"寝袋"の重要さを思い知らされた…!
さらにその翌朝、携帯シャワーでカラダを洗っているトトさんを見た時にはとんでもない旅に参加してしまった、と後悔することになる…。。
朝は少しマルセイユの街を観光。
天気も良く、ヨーロッパ独特の美しい町並みを楽しむ。
観光の後はビーチ沿いにあるBOWLへ移動し、この場所で数多くのヨーロッパスケーターが誕生したのだとトトさんに教えてもらった。トトさん自身も16歳の頃に約2ヶ月間ビーチに住み込み毎日猛練習したという。僕や弟はヨーロッパ・アメリカ・オーストラリアそれぞれのスケーターの滑り方を教科書として勉強し我々日本人としてのスケートスタイルを生み出したところがあるから、このボールは僕にとってもルーツなのだと勝手に理解した。
その後はスケートパークへ移動し、最初のセッション開始。ここで全ての参加メンバーと合流し、これからこの30人を超えるメンバーがまとまって行動していけるのかを不安に思ったりもした。だけど、今回のような団体行動は彼らのスタイルと言えるもので「昔はこうして皆で車でどこへでも行ったなぁ」なんていう思い出話もたくさん教えてもらった。国と国が近く、陸続きであるヨーロッパ独特のスタイルといえるもので、団体行動には非常に慣れており初日から旅を楽しんでいた。
参加メンバーが全員集合したところで、これからモロッコを目指して移動を開始。スペインを経由し、ヨーロッパ最南端から北アフリカ大陸行きの船に乗るのである。
…と、1・2日のことを書くだけでこの長さになってしまう(笑)。これからのんびり書いていきますので、旅の続きはまた今度。EITOYASUTOKO.comの「TV」にてここまでのムービーを配信しています。是非ご覧下さい!
GTK Tour 2011 Movie
EITOYASUTOKO.com
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