2010年11月29日月曜日

プロフェッショナル。


今日は朝からある撮影を行いました。
この映像はパリのイベントで流されるとのこと。完成が楽しみ。


ところで。
インラインスケートを通じて様々な「プロフェッショナル」と出会う機会があります。こっちが特殊なぶん、出会う方々も特殊な職種だったりするので、お話を聞いているととても面白い。

そういう人達には何ともいえない魅力がある。
魅力とは、その人のこれまでの経験、苦労、生き方が作り出すもの。それらは人との接し方や喋り方にまで表れてくる。

そんな尊敬できる魅力に触れることも勉強の1つだと思う。

2010年11月28日日曜日

"g"CUP Winter。


今日は"g"スケートパークで "g"CUP Winter を開催した。

「ハーフパイプスクール」で担当する生徒さんもたくさん参加してくれました。
もっとゆっくり見たかったけれど、今日は裏方の仕事でなかなか競技を観ることはできず…。それでも生徒さんたちは大会を楽しんでくれたようで、目標を達成できた方、今日の滑りを反省してさっそく次へ進もうとしている方、など内容の濃いイベントとなったご様子!

きっとどんなスポーツでも共通していることだろうけど。
理解すればする程、上達すればする程、不思議と足りないものがたくさん見えてくるもの。僕のハーフパイプスクールの生徒さんには、普段お仕事をされていて趣味でインラインスケートを楽しむ方が多く、仕事にはない悔しさや達成感などが「"g"CUP」には詰まっている。だから、キラキラしてる大人ばかり。素晴らしいイベントだと思う。

女性スケーターも増えてどんどん上達しています。
良いスポーツになってきた。もっともっと「ハーフパイプエクササイズ」のスタイルが広まれば良いのに。



さてさて。
昨日から少し体調が悪い…。風邪かもしれない。

私はのどから。。

2010年11月25日木曜日

ハラハラと、しあわせと。


毎週木曜日は僕のお休み日。

今日はのんびり寝て、妻と息子・興人(おきと)と一緒に一日中のんびり過ごした。平和で幸せな時間である。

僕は遠征から帰ってきてから興人の成長に驚きっぱなしだ。まるで時間を飛び越えてきたかのように、大きく、たくましく成長していた。出発する時には"モゾモゾ"とハイハイのような動きで前進するだけだったのに、今では「高速・ハイハイ」で移動し、いたるところで「つかまり立ち」をしては「どや顔」を披露。

意思もしっかりとしてきており、「人格」がハッキリしてきた。こちらの言葉も理解できるようになっていて、一番嬉しいのは「おいで」という言葉を理解して僕に手を伸ばしてくること。抱っこをしているとこっちが抱きしめられているような、なんとも言えない幸せな気分になる。


「つかまり立ち」をしていると時々転んでしまうこともある。片手を放してみたり、両手を放してみたり…それは彼なりの挑戦であり、練習なのだろうけれど、とことん繰り返すその姿勢や勇気には本当に感動する。こっちはヒヤヒヤして緊張してるのに、おかまいなしさ。

転倒して頭などをぶつけて泣いてしまう時は、こちらが泣きたくなる…。できれば子供の痛がる姿は見たくない。とはいえ、人の成長には失敗と痛みが必要である…。。


息子の次に向かってどんどん突き進む姿は驚きと喜びです。
いま、すごく幸せです。

2010年11月24日水曜日

戻りきれず。


帰国して4日目。
どうもまだ自分の生活に戻りきれないまま、なんとなく毎日を過ごしております…。おかげで疲れていたカラダを休ませることはできていますが。。


先日、撮ってきたツアーの映像を見ていると妻が僕がすごく楽しそうに滑っていると言った。僕はその言葉に"ドキッ!"してしまった…、同じことを考えながら見ていたからだ。それはツアー中から自分でも感じていた。理由もハッキリしてる。

弱音を吐くと、僕にとってアメリカは日本にいるよりも居心地が良い。理由は単純に"プロスケーター"でいられるからである。アメリカには滑ることだけに徹することができる環境が既に整っている。ところが、日本では"プロスケーター"としての仕事よりも普及を目指した他の仕事の方が多い…。自分が"プロ"として生きられる場所を作る活動を続けている。そして、時々それが僕のストレスとなることもある。。


ただし、僕はこの日本での環境だからこそ考え・学べていることを自覚しています。僕が将来いろいろな展開が可能であると感じられるのは今までこの環境で生きてきたからだし、滑るだけでは終わらない僕の人生にとっては必要なことだと感じています。

そういった面では他の出演メンバーとの確実な違いは常に感じてきた。
"プロスケーター"としてどちらが正しいのかはわからない…、滑ることだけに集中できるならそれはとても楽な生き方だし、本来現役ならばそうであるべきかもしれない。そんな生き方をしている彼らが時々羨ましく感じることは事実だ。


だから、時々ハイスクールツアーのように"プロスケーター"に専念できる仕事は単純に楽しい。

アメリカと日本との環境の違いに今日もまだ気持ちが戻りきれていない…。。

2010年11月23日火曜日

"g"スケートパーク。


本日の学校は、…(笑)。
ツアーが無事に終わってスッキリしたはずなのに、今は少し残念な気持ちにも…。

今日からぐっどスケート株式会社の仕事に戻った。
ここでの仕事内容は、"g"スケートパークの運営・イベント開催やハーフパイプショーの展開・インラインスケートの普及活動・スケートスクールの講師などがメインとなる。僕の神戸での普段の生活に戻りました。


しかし、さっそく来年のハイスクールツアーにも出演して欲しいとの依頼をいただきました。2月から5月までの"春ツアー"と、9月から11月までの"秋ツアー"である。

参加するかどうかは少し考えてから返事をするつもりだけれど、僕の滑りが求められていることはとてもありがたいことだと思う。それに、今の自分が最もすべきことである。

…とはいえ、海外でのことだからじっくりと考えてみる。

2010年11月22日月曜日

ハイスクールツアー WEEK10。


最後の"ハイスクールツアームービー"となります。
はじめは旅の記録を動画で残す為の個人的な"ムービー"にするつもりが、いつの間にか出演者やスタッフがムービーの完成を毎週末楽しみにしてくれるようになりました。ムービーが完成するといつも僕の部屋で試写会を開催するまでに…(笑)。今回はそんな出演メンバーとスタッフへの感謝の気持ちを込めて作りました。
皆さんにも楽しんでいただければ幸いです。



タイトル:"High School Tour - week10"

帰国、帰宅、家族。


ただいまニッポン!ただいまKOBE!
今日(21日)無事に帰宅することが出来ました。家族との再会は一番嬉しい瞬間です(祝)。

たくさんうろうろしても結局はスタートとゴールは同じ場所。
家を出発する時からわかってる当然なことなんだけれど、この一周で色々なものを持って帰ってこれたと思えるから、やっぱり出かけて良かった。今回も自分磨きの旅だったといえます。

ツアースタッフからは最後に『息子が産まれたばかりの時期に離れるのは辛かっただろうけど、よく最後まで頑張ってくれたね』という言葉をいただいた。心配ご無用、これが僕なりの子育てだから。自分を磨き続ければ子もついてきてくれるはず。…実際にいくつもの大きな成長を見逃したことは寂しいけれど(涙)。。


ここで改めてツアーを安全に進めてくれたスタッフ、遠征中にお世話になった方々、そして僕の無事を応援してくれた皆さまに感謝します…。ありがとうございました。

日々、皆さんと"不思議なチカラ"に見守られていることを実感しながら過ごしておりました。特に滑りに関しては僕の技術だけではフォローしきれなかった危険な場面もあり…(冷汗)守られていたとしか言いようがありません。。



移動で疲れたのと、無事に家に帰ってこれた安心感で睡魔が襲ってきております。それに負けてしまわぬように必死だったりする…(眠)。こうして家で落ち着いてる自分は夢で何度も見た…、少し大きくなった興人を抱っこする夢だって見てきた。いま寝てしまったらまたホテルのベッドで目を覚ますことになるんじゃないかと本気で不安だったりする…。同じ夢ならばもう少し妻と興人と一緒の時間を大切にせねば。

本当に帰国していたとしたら、明日は午前中に整骨院へ行きます…(疲)。

2010年11月20日土曜日

打ち上げ、"we did it"。


スタッフの部屋を使っての打ち上げ。

まずは皆で乾杯。
そして、MCの"Jimmy"がメンバーとスタッフ一人一人にメッセージを贈ってくれた。…彼の言葉には何度涙をこらえただろう?本当にお世話になった。そして最後に『エイトは今までの誰よりも素晴らしい仕事をした、君の代わりになる者はいないよ』と最高の褒め言葉をいただきました。感謝…!



スタッフ全員とは本当に兄弟のような仲になった。
メンバーとは今まで以上にお互いを知る良い機会だった。それに一緒に仕事をすることで今までにはなかった「信頼」が生まれた。それが今回得た一番大きなものかもしれない。



そして、僕からスタッフにもサプライズを用意した。
イラストとメッセージを描いたトートバッグを贈った。今日思いついたアイディアにしてはうまくできた。

最後の別れは辛かった。今後もこのツアーに参加することはあっても、このスタッフとまわることはない。今回、素晴らしい仲間達に出会い、本当に良い思い出をたくさんもらった。皆に心から感謝しています…、ありがとう。



さ〜てさて。
今日はかなり飲んだ…!部屋での打ち上げの後、そのまま皆でダウンタウンのバーへも行ってきた。あと3時間後には空港行きのバスに乗る。このまま寝ずに移動を開始し、飛行機でぐっすり眠る作戦である。

これからパッキングを開始し、神戸へ向かう!
こうして帰る支度をすることが夢のようだ…。とうとう帰国する。

疲労と達成感と感動と安堵、そして別れ。


今日の仕事も無事にやりきってきました…。
これで"ハイスクールツアー"が終了となります!(祝)

とにかく10週間ショーで滑り続けた疲労感…。過去の自分を乗り越えた達成感…。10週間共に仕事をしたスタッフと共有できる感動…。無事であることへの安堵…。

そして、これから行う打ち上げで皆とお別れをしてきます。


ツアー最終日の学校は、"San Marcos High"
晴れ、1回のハーフパイプショー。

生徒数も多く声援も大きい、最後のショーに相応しい学校だった。
とにかく盛り上がった。僕は残りのチカラを出し切った。後半は足腰の疲労で立ってられなくなった…座って順番を待つ状態。

足腰にチカラが入らず、最後の最後という大切な場面で"1080 California Roll"を2度転倒…。踏ん張りがきかず、エアーするのも精一杯だったのにスタッフとメンバーが『お前はまだやるんだろう?』という期待のこもった顔で僕を見てきた…(苦笑)。

3度目のトライは…正直もうダメだと思った。
だけど、スタッフやメンバー全員の今までの仕事を思うと転倒では終われない。あのメイクは意地でした。結果的には転倒があったせいで、とても盛り上がった。諦めてはいかんよ、というメッセージが生徒達に伝わったなら嬉しい。

とにかく無事にやり遂げることができました。
応援ありがとうございました。感謝…!



では、皆と打ち上げへ行ってきます。

2010年11月19日金曜日

もういっちょ。


本日の学校は、"Charles Akins High"
晴天・風なし・気温良し!最高のコンディションの中で2回のハーフパイプショー。

気合いを入れて挑んだ。
滑っていて気持ちのよい暖かさ。カラダの動きも良かった。

生徒数も多く、声援もあった。
滑り甲斐のある気持ちの良いショーになった。

2回共無事に盛り上がった。
今日は危険な場面もなく、我ながら丁寧で良い仕事ができたと思う。それに、"1080 California Roll"の着地がスローモーションのように見えて驚いた(!)。スケーティングが良くなってきてる…(笑)。他にもこのツアー中で成長した部分は多い。自分のスタイルが固まりつつあり、どうも最近はそれを受け入れてしまっても良いような気がするんだなぁ…。



さてさて。
"ハイスクールツアー"も明日で終わろうとしています。残すところあと1回のショーとなりました。

明日もハーフパイプショーであれば、是非今日のように丁寧な仕事をして終わらせたい。全員のためにも、全てのためにもここは集中していきたい。

2010年11月18日木曜日

本当にあった○○の話。


本日の学校は、"Manor High"
晴れ、1回のハーフパイプショー。

…のハズが、強風の為に急遽インサイドショー(体育館でのジャンプ台ショー)に切り替わった。「無事」で帰りたいが、ご存知の通り僕はこういう形を望んでいるわけではない…。日々全力で滑ったうえでの無事を目標にしております。なので残念…!

インラインスケートとスケートボードの出番はない。
今日もBMXの3名に頑張っていただきました。


体育館が生徒たちでいっぱいになった。
ジャンプ台が1台ポツ〜ンと置かれただけのショーだけど、BMXのメンバーはいつも頑張って盛りあげようとしている。それがどんなに大変なことか…(涙)。拍手っ!



僕は今日一日を休んだおかげで少し充電ができた。
仕事は残りあと2日で3回のショーとなる。明日が2回の日。是非とも滑りたい!

ここにきて、ここにいることが少し信じられない。
確実にゴールが見えてる。土曜日は飛行機に乗るのだ。…「ゴール」って本当にあったんだなぁ。。

2010年11月17日水曜日

地球のみんなへ。


本日の学校は、"McNeil High"
晴れ、1回のハーフパイプショー。

ショーの内容も、生徒さんの反応もすばらしく良かった!
おかげで気持ちの良い滑りとなりました。感謝…。

しかし、カラダが悲鳴をあげてる(苦笑)。
足裏、腰、肩ときて、とうとう股関節まできてる(笑)股関節に疲れを感じるのは初めてかもしれない。普段はあまり感じないのでスケートでのみ使う筋肉ということか…。エアーをしていて着地で踏ん張りきれずに転倒する場面もあった。。

まぁ、それでも、我ながらナイスなペース配分でここまできた!
日数でいうとあと3日。ショーの回数では残すところあと4回となる。体調管理も問題なくできてる。あとは耐えるのみ!

地球のみんな、オラの足腰に元気を…っ!

2010年11月16日火曜日

一寸先は闇である。


本日の学校は、"Round Rock High"
曇り空、1回のハーフパイプショー。

10週目初日から冷汗をかいた、「怪我なく」と言ってる隙からこれだ(苦笑)。
何が起こるかまだまだわからない…。

"1080 California Roll"で少し危険な転倒をした…。危険を察知するのが早かったから助かった。それでも派手に転倒したのによく無傷でいられるもんだ…、我ながらタフである。守られていたのかね。

ともあれ、あの場にいた全員をヒヤッとさせてしまった。
明日からは気をつけます。。

…としか言いようがない(笑)。




ショー自体はとても盛り上がった。
生徒数はそれほど多くはなかったが元気がよかった。エアーをする度に声援があがるのは気持ちいいものである。滑り甲斐のある学校でした。感謝!




ショーの後はメンバーとランチへ。お決まりの流れである。
メンバーがまたたわいのない話をして笑っている(笑)。僕も時々会話に参加しながら食事をしてリラックスタイム。

そこでふっとすっかりこの生活に慣れてしまっている自分に気が付いた。彼らと一緒に居ることが当たり前のように感じていた。ツアーが始まったばかりの時はやっぱり海外にいるという意識も強くあったし、今ほどメンバーとも馴染んでいなかったように思う。この生活もあと5日間なんだと考えると正直寂しい気分になった…。同じ職種の良き仲間である。

皆が笑顔でツアーを終われるよう、可能な限り気をつけマッス。

2010年11月15日月曜日

雪辱、最後の週。


昨日の朝、車でダラスからオースティンへ移動した。
ハイスクールツアーは今日から10週目に突入する。ここが最後の街となる。

とうとう…。とうとう、ここまできた。
そして無傷で帰ることを目標にして、もちろん今週も全力でベストを尽くします。

実は6年前に僕はこのハイスクールショーで大怪我をしたことがあります…。"エアー"の着地の際に足が横滑りして、受け身もとれないまま顔面を直撃…(!)滑走面が鉄板で横滑りしやすいハーフパイプの為に起きた"事故"でした。その際、鼻と歯が折れ、折れた歯が皮膚を貫通し生徒たちの目の前で血だらけになってしまった経験がある…。。

今回のツアーのお話をいただいた時、リベンジを誓いました。インラインスケートの普及を目指し全力で滑ること、そして、10週を無事に滑りきることを目標にしてここまできました。…最後まで油断禁物!



ところで。
ツアーメンバーの指導により最近、"Facebook"を活用するようになった。すると、ツアーが進むにつれて世界各国のインラインスケーターやファンの方々から応援メッセージが届くようになり、日々元気をもらっています。中でも『あなたのスケーティングでインラインスケートの良さを伝え続けて欲しい!』というメッセージには特に励まされる。

ありがとう。

ハイスクールツアー WEEK9。

タイトル:"High School Tour - week9"

2010年11月14日日曜日

ダラス最後の夜。


ここ2日間、悪天候のためにインドアショーが続いて全然滑れていなかったので、汗を流す為にスケートパークへ。

ダラスと言えば、そう"EISENBERGS SKATE PARK"
ここはインラインスケート界のレジェンドである"Alro Eisenberg"のご家族が運営しているスケートパークであり、毎年大きな大会が開催されることでも有名な施設です。


ちなみに。
スケートパーク内には、初めてのX Gamesでアルロが優勝した時の金メダルや、アルロが履きつぶした初期のアグレッシブブーツや、トニーホークのサインなど…博物館のように飾られており、その中には我々"安床ブラザーズ"のサインと一緒に昔の"g"Tシャツもある。

今日はハーフパイプというよりはミニランプやパークコースを楽しんだ(ハーフパイプで使う筋肉が疲れていた…)。ローカルの子供達やインラインスケーターが集まってきてくれたので皆でワイワイと2時間程滑って汗を流しました。スケートパークでこんなに楽しく滑れたのは本当に久しぶりで、清々しい気分にさえなった。良い気分転換となりました。


さてさて!
明日は朝からAustin,TX(オースティン)へ移動します。
これがこのツアーでの最後の移動となる。とうとうここまできたのか…(遠)。

ダラスでも皆さんにお世話になりながらたくさんの思い出ができました、感謝…!

2010年11月13日土曜日

おいっす。


悪天候により2日連続でインドアショー(体育館)。
本日の学校は、"Waxahachie High"。そして、頑張ってくれたBMXの3名には申し訳ないが…、このツアー最も盛り上がらなかったデモとなってしまった(苦笑)。

ショーが始まる前も、最中も、先生が大声で生徒を叱りながらウロウロしていたし…。まるで拍手をしたり歓声をあげてはいけないような(汗)。あれは生徒も"シュン…"となっちゃうな。

しかし、2日連続で出番がなかった。
疲れているとはいえ、汗を流さないと気持ちが悪い…。最後の一週間しっかりと滑りきりなさい、ということらしい。


そして今晩はダラス在住の友人、"田辺夫妻"とお食事。
実は先日も日本食レストランへ連れて行っていただいたばかり。そして今晩はお宅にご招待していただき、晩ご飯をごちそうになりました。田辺夫妻にはお世話になりっぱなしでお別れ…。久々のリラックスタイムと日本の味に心から感謝。。

次回は是非日本で会いましょう!ごちそうさまでした。

2010年11月12日金曜日

インドアショー。


本日の学校は、"WT White High"
雨は降ってなかったものの怪しい雲行きだったため、マネージャーの判断により体育館で行うボックスジャンプショーになった。

ということで、今日は出番なし。
BMXの3名が頑張ってくれました。

明日は滑りたいな…。



ここ最近メンバーからのお誘いが多い。
ツアーの終わりが近いこともあって、メンバーでディナーに行くことも多くなった気がする。そしてその後はすっかり恒例となったカードゲーム大会へと移る。

今回のツアーで本当に良い仲間もできた。
中には以前から知っているメンバーもいるが、このツアー中によりお互いを理解することができたことは非常に嬉しい。もう遠慮もいらない関係に居心地良さを感じる今日この頃。

2010年11月11日木曜日

ラストスパート。


昨日・今日といろいろあった。
ブログで書き残しておきたいこともたくさんあるけれど、今は時間がないのでさらりといこう。もう眠い…。。

本日の学校は、"Seagoville High"
晴れで1回のハーフパイプショー。風もなく、最高のコンディション。

デモは盛り上がった。
我々出演者も久しぶりに安心して滑れる状況に喜びながら、調子良く滑った。

しかし、ショーで滑っている最中に気付いた。「あれ…疲れてるな」と。
溜まってる疲れもある。最近は肩こりにも苦しんでる。だけど、その都度自分でマッサージしてみたり、貼り薬で誤摩化しながらやってきたけれど、とうとう本格的に疲れがきてるらしい。こりゃとうとう最後の踏ん張りどころに入った。…入ったな。

日数でいうと後7日(土日はないので)。
ここからは最後までズドーンと駆け抜ける気持ちで行こうと思う。


ところで。
メンバーの一人が動画撮影もできる一眼レフカメラを購入した。
僕が毎週作っているムービーに刺激されたらしい。そして動画編集の仕方も指導して欲しいとのこと(笑)。

毎週金曜日になると『新しいムービーはまだか?どこまで進んだ?』などと聞いてくる。皆楽しみにしてくれている。ありがたい。

いつからか、ムービーが完成するとメンバー全員を集めて試写会をしなければいけなくなった。今では毎週プレッシャーを感じてやっている(苦笑)。


ショーが終わるとホテルに帰る途中でランチタイム。
これはこのツアーの習慣であり、ランチのことを考えて朝食の量を決めていたりする。

今日のランチはメキシカンレストランにて。
何度も書くが、やっぱりメキシカンは大好き。毎日でも全く問題がない。

ツアーの残りが少ないこともあり、今では当たり前のようになっているメンバーとの食事もなくなる。そう考えると、何となく寂しく思う自分がおります。。

2010年11月10日水曜日

ツアー後半に幸せに感じていること。


本日の学校は、"MacArthur High"
2回のハーフパイプショー。

いやいや…。写真は1回目のウォーミングアップの時の様子ですが、ご覧の通り非常に生徒さんが多い学校だった!2回目のショーでも同じように生徒たちにハーフパイプが囲まれ、何ともやりがいのあるショーとなった。

ところが…!
やはり今日も「強風」が我々を襲う。しかも、その勢いは日に日に強くなっていく…。とりあえず、あの状況の中でできるベストは尽くした。生徒たちの歓声にもたくさん救われた。ベストは尽くすけれど、もちろん怪我はしたくない…そこの駆け引きは難しい。2回共、緊張感のある長〜いショーだった(汗)。。

だけど、僕は今までにもっと悪い状況で滑ってきた。
風や雨、怪我をしたまま試合に出ることも多々ある…、そしてその度にベストを尽くしてきた。それが自分のスタイルであり強さだと思うし、状況が悪ければ悪い程面白く感じてしまうところもある…(苦笑)。今日の強風も楽しめたことが良かった。そして、僕の滑りを他のメンバーは讃えてくれた。

しかし、毎日生徒たちの前で滑れることは喜びである。恵まれた環境である。

2010年11月9日火曜日

9週目、突入。


本日の学校は、"Princeton High"

今日は2つの記録更新があった。
生徒数記録更新!そして、強風記録更新!

生徒数の本当に多い学校でありました。
ウォーミングアップをしていると、ゾロゾロゾロゾロ…長蛇の列(!)。


そして立っているだけで流されてしまう程の強風。。

スケートボードとBMXのメンバーが苦戦する中、ここぞとばかりに立ち向かってはみたものの…流されっぱなしのショーだった(苦笑)。多くの生徒たちがせっかく集中して見てくれてたのに少し残念な状況ではあった。。

ただ、我々には怪我もなく、生徒たちはとても喜んでくれたので良しとしてやって下さいな。

2010年11月8日月曜日

週末のおしまいに。


いつもなら週末に移動があるのだが、"フォートワース"と"ダラス"は近いので今週は移動がない。ホテルも変わらない。

ということで、今週末はたくさん自由時間ができた。
我々はそれぞれ自由に過ごす。パーティー三昧で過ごす者もいれば、どこからか連れてきた女性と出掛けていく者もいるし、家に帰る者もいる。

僕はとにかくのんびりと過ごした。やらないといけないことものんびりとやりながら、とにかくマイペースに過ごしてカラダを休めた。

実はこの週末、ルームメイトが部屋を留守にしたので全く気兼ねなく部屋を使えて幸せだった。ストレスフリーの生活。まぁ、それには少し理由があって…この間、僕はそのルームメイトを本気で怒ってやった。朝方5時半に女性を部屋に連れてきたり、夜中の3時頃に大声で電話で喋りだして起こされたり…。自分のことしか考えられない可哀想な彼だから、とりあえず部屋を追い出してやった(笑)。

おかげで快適な週末を過ごすことができたというわけである。





そして妻からのメールで息子・興人(おきと)の成長っぷりに感動した…。
つかまり立ちをした後、自分の後ろにママ(妻)が居ることを確認してからママの上に倒れるという遊びを何度もしていたという。僕はそのメールにとても驚いた(!)。僕はまだその「つかまり立ち」も生で見たことがないけれど、それ以上に、ママなら助けてくれると判断したことと、手を離すその勇気に感動した…。




そして、今日はツアーメンバーの友人宅に招待された。
タコスパーティーということで、タコスとビールでしばらくワイワイと過ごした。

ああいうリラックスした楽しい時間を家で過ごしてみるとアメリカに住みたいと考えたりもする。仕事もあるし、実際に仲間も多い。僕の職業ではこの国の方が生きやすいことは間違いない…。そんなことを考える。。



さ〜てさて。
明日から新しい1週間がはじまる。9週目だ。
具体的にゴールが見えてきたぶん気合いを入れて挑もうと思います。

2010年11月6日土曜日

8週目、完走。


8週目の最終日。
本日の学校は、"Riverside High"
他に比べると生徒数の少ない学校だったと思う…。それでも生徒たちは我々のショーを集中して観ていた。

昨日不調だった僕はその分を取り返そうと努力してみた。
ただし、強引になりすぎないように心掛けた。どんな時も冷静な判断ができるようにしておかないと…、この横滑りのしやすいハーフパイプでは特にそうだ。

滑りの内容は良かったと思う。
他のメンバーも今日の僕のスケーティングを讃えてくれた。感謝!




ところで。
僕はツアー初日から現在までショーの締めを務めてきた。
時には他のメンバーがボロボロな日もある…、反対にとても盛り上がったまま僕の順番がくることだってある。そんな時に「バシッ!」とね、バシッ!と締める必要がある。僕の調子は関係なくだ。。

そうしてこの8週間を生きのびた。
毎日無事であることは当たり前のようで決して保証されたものではない。これは喜ぶべきことだと思う。何かに守られてるのかもしれないとさえ思える。

あと2週…!あと2週生き残れればゴールなのだ(祈)。

2010年11月5日金曜日

life is wonderful。


今朝、ホテルの部屋から見える景色に驚いた。
部屋が19階で良かったことと、いつもに比べて早起きをしたことが良かった。

よい天気。ハーフパイプショーだ。
出番である。



…ところがどっこい!
個人的に、今日はあまり調子がよろしくなかった。イメージとカラダの空回りを感じた。申し訳ないがこんな日もあるか…。

それでも生徒たちは盛り上がってくれた。
生徒たちが喜んでくれたので「任務完了」としておいた(苦笑)。




ショーが終わるとホテルに帰る前にランチとなる。
今日はメキシカンレストランへ。メキシカン料理は大好きだ。一生これでも大丈夫だと本気で思う。



その後、一旦ホテルで休憩をしてから、再び”The Sixth Floor Museum”へと出掛けた。

僕の立っている場所(写真)が1963年にジョン・F・ケネディー大統領が暗殺されたまさにその場所であり、僕の向かいには”The Sixth Floor Museum”となっている教科書倉庫ビルがある。そのビルの6階からリー・ハーヴェイ・オズワルドによって発砲されたとされているが、博物館の説明を聞くと疑問点ばかりが残る。真相は未だ闇の中と言える…。

今日は色々と勉強した。これも良い経験!

2010年11月4日木曜日

No1ヘルパーとNHL。



本日の学校は、"Castleberry High"
天気予報通りやっぱり雨だった…。仕方ない。。

今日もBMXの3名を見守る。
狭い体育館で…体育館の外からジャンプに必要な助走をつける。しかも、床一面には学校側が用意した"マット"が敷かれており、これが非常にライディングの邪魔となっていた。。

助走が足らずに"バックフリップ"が半回転で止まってしまうという非常に危険な転倒もあったが…、幸い怪我をすることはなかった(冷汗)。あの環境の中でもショーが無事に盛り上がったのは、3人の実力と経験のおかげだろう。拍手!


僕はというと。
雨の日は滑れない分、ジャンプ台の解体作業で体を動かすようにしている。ここぞとばかりに動く!8週目となればもう解体作業も手慣れたもので、モリモリと働いております。その甲斐あってか、『エイトは"ナンバーワンヘルパー"だぜ』と褒められてしまった。…これは人の役に立つエクササイズと言えよう(喜)。




そして、夜はNHL(アイスホッケー)の試合を観戦しに行ってきた。
ダラスVSピッツバーグ戦。あるコネでメンバー分のチケットとゆったりと観戦できる個室を無料で手に入れた(!)。

生まれてはじめてのアイスホッケー観戦を楽しんだ。
しかし、ケンカが多い多い…。殴り合いのケンカだ。床に倒れるまで審判も止められないらしく、それはそれは見応えのある殴り合いをいくつも観た(苦笑)。


しかし、ベースボールにしてもアイスホッケーにしても本当にアメリカ人はイベントのやりかたが上手い!そして観客も楽しみ方が上手い!何を観に行っても非常に勉強になるなぁ。。

ダラスの"STARS"が勝利し、非常に盛り上がりました。
ナイスファイト(ゲーム)!

2010年11月3日水曜日

理由を持って歩く。


朝から雨…。大雨で雷もすごかった。
もちろん、ハーフパイプショーは不可能である。プランBの体育館でのボックスジャンプショー。

つまり、インラインスケートとスケートボードの出番はない。
それでも僕は毎回スケートブーツを持って行く。どうも他のメンバーはそれを不思議に思うらしい。新しいメンバーが入ってくる度『なぜ今日は滑れないのにブーツを持ってくるんだ?』と聞かれる。やっぱり今日も聞かれた…。実際、スケートボーダーは自分のボードすらホテルの部屋に置いてくる。もちろんそれでも全く問題はない。

それでもブーツを持って行かなかったら…今日ここに自分が居る意味すらを失ってしまうような気がして毎回置いていけない。ブーツさえなければ僕はここに居なくてもいいわけだし、何より神戸で妻と一緒に息子の成長を見守れたのだから。僕は毎回その理由を持って行くことで雨の日もプロインラインスケーターであるように努めてみる。それで安心することができるのである。




本日の学校は、"Everman High"
学校の正面玄関には"ASA High School Tour coming!"の文字。楽しみにしてくれていたのに、あいにくの雨になってしまった…。

それでもBMXの3名が頑張って盛り上げた。
中でも新メンバーである"Zack Warden"は一瞬で生徒の注目を集めた。彼はバート競技(ハーフパイプ)も出場する選手ではあるが、特にパーク競技やダートジャンプ競技を得意としている為、ハーフパイプショーよりも生き生きとして見えた…(笑)。

ショーは無事に大盛況。拍手!

ジャンプ台の片付けはすっかり慣れた。まぁ、神戸ではこちらも本業の内ですから。



明日は晴れるかね?
天気予報では少し怪しい…。。